羅臼町郷土資料館
施設の紹介:羅臼町郷土資料館
世界自然遺産「知床」を有する羅臼町にある郷土資料館です。
知床の豊かな自然の恵みと、時に厳しい一面を見せる自然を畏れ敬いながら、先史時代より、この地に人々の生活が営まれてきました。この歴史と文化、そして自然について展示しています。
①写真 郷土資料館外観
郷土資料館施設概要
平成22年3月31日に106年の歩みに幕が下りた植別小中学校の校舎を再活用し、新たに郷土資料館として平成23年12月より開館しています。
利用のご案内
利用時間 9:00~17:00
休館日 土日、祝祭日、年末年始(7月1日~9月上旬は無休)
入館料 無料
見どころ
②写真 北海道松法川北岸遺跡出土品
・オホーツク文化の至宝 ~国指定重要文化財「北海道松法川北岸遺跡出土品」~
7~8世紀頃のオホーツク文化の集落跡より出土した260点が指定され、オホーツク文化を代表する出土品となっています。アイヌ文化の精神文化に影響を与えたことが窺える貴重な資料です。
③写真 トビニタイ土器
・北と南の文化の融合トビニタイ文化
トビニタイは羅臼町にある海岸町の旧字名です。北のオホーツク文化と南の擦文文化が接触して生まれたトビニタイ文化の出土品を豊富に展示しています。
④写真 生体展示ヒカリゴケ(水槽)
・翠玉の輝き羅臼のひかりごけ
国内最大級のヒカリゴケ自生地としてマッカウス洞窟(羅臼町共栄町)が北海道天然記念物に指定されていますが、現在洞窟は岩盤崩落の可能性があることから立ち入り禁止となっています。館内でヒカリゴケの生体展示を行っています。
⑤写真 さらばラウスよ(後の知床旅情)
・『知床旅情』の誕生
知床ブームのきっかけとなった知床旅情。その誕生には森繁久彌氏と羅臼村民の物語があります。
⑥写真 知床の動物
・知床の動物たち
世界自然遺産知床、ここで生きる動植物の剥製や標本、そして模型を数多く展示しています。知床を代表するヒグマやシカ、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウなどの剥製の他、クジラ・イルカの模型は圧巻です。
館内案内
第一考古展示室
重要文化財展示室
動物展示室(写真)
生活展示室(写真)
知床いぶき樽保存会
アクセス
所在地 〒086-1751
目梨郡羅臼町峯浜町307-1
電話 0153-88-3850
FAX 0153-88-3851
このページの更新日:2023年3月15日