水道料金
水道料金減免の延長について
令和2年4月に水道料金を改定したところでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、令和6年3月まで水道料金の一部を減免しているところであります。令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行となりましたが、原油価格や電気料金を含む物価が高騰している状況を踏まえ、町民生活および町内業者の地域経済活動を支援することを目的として、令和6年度につきましても引き続き水道料金の一部を次のとおり減免することといたしました。
また、水道料金の納付等についてお困りの場合は、下記問い合わせフォームにてご相談ください。
令和7年3月請求分までの水道料金表
基本料金(月額) |
超過料金 1㎥につき |
||
---|---|---|---|
水量 | 料金 | ||
一般用 |
7㎥まで |
2,070円 |
300円 |
営業用 |
10㎥まで |
3,150円 |
320円 |
事業用 |
100㎥まで |
17,110円 |
320円 |
浴場用 |
150㎥まで |
8,400円 |
320円 |
船舶用 |
1㎥毎に |
510円 |
|
臨時用 |
1㎥毎に |
510円 |
|
農業用 |
1,650円 |
成牛1頭につき 370円 |
※メーター器使用料の減免はありません。
※申請は不要です。
令和7年5月検針分(6月請求分)からの料金
水道料金表
基本料金(月額) |
超過料金 1㎥につき |
||
---|---|---|---|
水量 | 料金 | ||
一般用 |
7㎥まで |
2,140円 |
340円 |
営業用 |
10㎥まで |
3,330円 |
370円 |
事業用 |
100㎥まで |
18,500円 |
370円 |
浴場用 |
150㎥まで |
8,880円 |
370円 |
船舶用 |
1㎥毎に |
560円 |
|
臨時用 |
1㎥毎に |
560円 |
|
農業用 |
2,140円 |
成牛1頭につき 390円 |
※料金には消費税10%が含まれています。
メーター器使用料
口径 | 13mm | 20mm | 25mm | 40mm | 50mm |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 390円 | 500円 | 510円 | 760円 | 2,670円 |
新水道料金の一般家庭における旧料金との差額例
メーター器使用料は含まれていません。
用途 | 使用水量 | 旧料金 | 新料金 | 差額 |
---|---|---|---|---|
一般家庭用 |
10㎥ |
2,970円 |
3,160円 |
190円 |
20㎥ |
5,970円 |
6,560円 |
590円 |
|
30㎥ |
8,970円 |
9,960円 |
990円 |
水道料金が高いのはなぜか?
水道事業は企業会計であることから、皆様から頂いている水道料金のみで運営していくことになります。
水道料金は、水道水を作る経費と施設維持及び運営するための費用を、使用水量で割ることとなります。
しかしながら、羅臼町は知床半島に沿って細長く、急峻な山岳地形が海岸近くまで迫っているため、海岸線沿いに住宅が張り付いている地形となっていることから、水道管の長さに対して給水人口が少なく、また浄水場も建設当時、計画給水人口を7千人弱として施設の規模を決定しておりますが、現在の給水人口は5千人を下回っている状況にあり、水道水の使用水量も減ってきていることから、水道料金が高くなっております。
- 1㎥の水道水を作り供給するためにかかった経費
- 平成30年度に水道事業に要した経費等 3億1,612万円 ÷
- 水道料金になった水量(有収水量) 48万6,345㎥ ≒ 650円
水道料金をなぜ改定するのか?
現在、羅臼町は1㎥の水を作り供給するために約650円かかっていますが、皆様に頂いている水道料だけでは不足しているのが現状であります。よって、不足分を一般会計からの補助金(税金等)で補い、運営しております。
水道料金は、消費税込みの料金となっておりますが、平成20年度に改定した後、平成26年と令和元年の2度の消費税率改定がありましたが、料金改定を実施していないことから、実質、水道料金を値下げしている状況であります。
また、全国的に問題となっております水道管の老朽化や浄水場も建設から24年が経過し、機械や電気設備も老朽化してきたため、更新していかなければ、水道水を作り各家庭へ供給できなくなってしまう可能性があります。更に人口減少等に伴い使用水量も減少してきていることから、ますます収入が不足となることが想定されています。
このことを踏まえ、老朽施設対策や事業運営を水道事業会計のみで独立採算となるように計算した場合、1㎥当たり約948円必要となります。
しかしながら、皆様への影響があまりにも大きくなることから、引き続き一般会計より補助金をいただきながら運営してまいりますが、一般会計も財政状況が厳しく、安定した水道水の供給をするために、料金の改定をお願いすることとなりましたので、ご理解とご協力をお願いいたします。
このページの更新日:2024年3月27日