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噴火の心得
羅臼町周辺にある羅臼岳・知床硫黄山・天頂山は、活火山に指定されています。
噴火時に市街地が火山灰などで覆われる可能性があります。
火山噴火
地下深部で発生したマグマが地表に噴出する現象。火口からマグマが噴出します。
火山活動のさまざまな現象
火山現象にはいくつかの種類があり、それによって引き起こされる災害の特徴や避難時の注意点が異なります。
噴石 |
降灰 |
泥流・土石流 |
火砕流・火砕サージ |
直径数cm以上、時には1m以上の大きな石が降ります。噴石は速度が速いため、発生前に避難する必要があります。 |
火山灰や軽石が降り積もる現象です。火山灰を吸い込むと喉を痛め、目に入ると炎症を起こします。 |
土砂・岩塊などが水と混ざり合って谷を流れ下ります。できるだけ高いところへ逃げ、川や谷の出口には近づかないでください。 |
高温の軽石・火山灰・火山ガスなどが時速100kmを越える速さで斜面を流れます。発生前に避難する必要があります。 |
気象庁の噴火警戒レベル
噴火警戒レベルとは、火山活動の状況を噴火時などの危険範囲や必要な防災対応を踏まえて、5段階に区分したものです。気象庁の噴火警報及び噴火予報で発表されます。
予報 |
レベル |
火山活動の状況 |
住民等の行動 |
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危 険 度 大 ↑ |
噴火 |
レベル5 |
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。 |
危険な居住地域からの避難などが必要 |
レベル4 |
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される。 |
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難などが必要 |
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火口 |
レベル3 |
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 |
通常の生活(今後の火山活動の推移に注意。入山規制)。状況に応じて災害時要援護者の避難準備など。 |
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レベル2 |
火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 |
通常の生活 |
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噴火 |
レベル1 |
火山活動は平常。火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出などが見られる。 |
火山灰の影響下にある時、特に外出時はマスクやゴーグルの用意があると大変便利です。無い時はタオルなどで代用も。 |
噴火の対策
過去の避難状況や自然災害の特徴を調べておくことが大切です。
火山に備える
実際に噴火が起こったことを想定して、家の周りや身の回りを点検し、できることから始めましょう。
噴火に備えて
□特徴を知る
噴火の特徴について知っておきましょう。
□避難所の確認
家族で避難所を確認しておきましょう。
□非常用品の用意
非常用品や食料を備蓄しておきましょう。
噴火の前兆を知る
噴火の前には有感地震をはじめ、様々な現象が生じることがあります。異常な現象に気が付いたら、町などの公的機関へ連絡してください。
前兆パターン
このページの更新日:2020年4月1日