「知床」世界自然遺産登録決定町長コメント
「知床」世界自然遺産登録決定 町長コメン
本日19時05分、ユネスコの世界遺産委員会に出席している「高橋知事」及び「岩原議長」から、「知床」が世界自然遺産に登録されることが決定したとの報告をいただきました。
大変うれしい限りであり、この喜びを町民とともに共有致したいと思っております。
登録決定に至るまでの間に、多くの課題もありましたが、地元漁業者をはじめ、町民皆さまのご理解とご支援、そして全国の皆さまからの熱いご声援に心から感謝を申し上げるものでございます。
更には、報道関係の皆さまにも、何かと応援を頂きましたことにつきましても、お礼申し上げる次第です。
人類にとって貴重な財産であるこの「知床」を、私たちはいつまでも大切に保護していかなければなりません。
今般、世界自然遺産に登録されましたことは、「知床新時代」の幕開けであります。
羅臼町としては、これまで多くの先輩たちが培ってきた「知床」の自然を守る取組みを、斜里町とともに引き続き実践して参り、「知床の豊かな恵みと美しさを全人類のために後世に伝える」という、新しい使命の実現に向けて、今後一層の努力を積み重ねていくことの決意を新たにしているところであります。
今後とも、全国の皆さまの温かいご支援とご協力を、心からお願い申し上げる次第でございます。
平成17年 7月14日
北海道目梨郡羅臼町長 脇 紀美夫
このページの更新日:2020年4月1日